運営委員「難病克服支援 MBT映画祭」
西尾 孔志 (にしお ひろし)
1974年大阪生まれ。自主制作映画が評価され、2013年に『ソウル・フラワー・トレイン』で商業映画監督デビュー。続けて2014年『キッチン・ドライブ』、2016年『函館珈琲』、2024年『輝け星くず』を監督する。他に幾つかの映画祭ディレクターや大学講師も務め、関西での映画の人材育成にも力を注ぐ。
主な監督作
2013年『ソウルフラワートレイン』
2014年『キッチンドライブ』
2016年『函館珈琲』
2024年『輝け星くず』
プロデュース作
2018年『ゆかちゃんの愛した時代』(吐山ゆん監督)
2020年『VIDEOPHOBIA』(宮崎大祐監督)
※写真:佐伯慎亮氏撮影
ソウル・フラワー・トレイン
大阪に住む娘を訪ねてきた田舎に住む素朴な父親。右も左も分からぬディープな大阪の下町を、得体の知れない親切な女子に連れ回され、そこに住むユニーク過ぎる人々と遭遇する大阪版『不思議の国のアリス』。やがて再会した娘の秘密を知った父親は、ある厳しい決断を迫られるが…。(C)ALEWO企画/ ロビン西/エンターブレイン
公開: 2013年8月31日 (日本)
監督: 西尾 孔志
原作: ロビン 西
撮影: 高木 風太
脚本: 西尾 孔志、 上原 三由樹
プロデューサー:前田 和紀、巴山 将来
音楽: 少年ナイフ、クスミヒデオ
出演: 平田 満、真凛、咲世子
キッチン・ドライブ
男が仕事をクビになった夜にアパートのキッチンに立て籠もった女。そのキッチンに他人のキッチンを渡り歩く集団”キッチン・ドライバー”が訪れ、狂乱のパーティーが開催される…。劇団 子供鉅人の戯曲を映画化。
監督:西尾 孔志、益山 貴司
脚本:益山 貴司
撮影:高木 風太
音楽:白い汽笛
出演:キキ 花香、影山 徹、益山 寛司、BAB、小中 太、益山 貴司
函館珈琲
北海道の函館にある古い西洋風アパートの翡翠館。桧山英二(黄川田将也)は、翡翠館に来るはずだった先輩の家具職人・藪下に代わり、翡翠館にある蔵で古本屋を開こうとやって来る。装飾ガラス職人の堀池一子(片岡礼子)ら住人は桧山がいれるコーヒーの香りに誘われ、つかの間の触れ合いを楽しんでいた。そんな彼らは、それぞれに秘密を持ち、孤独を抱えており……。
監督:西尾 孔志
脚本:いとう 菜のは
プロデューサー:小林 三四郎、大日 方教史
撮影:上野 彰吾
音楽:Azumi、クスミヒデオ
出演:黄川田 将也、片岡 礼子、Azumi、中島 トニー、あがた 森魚、夏樹 陽子
輝け星くず
ある日突然、かや乃が逮捕される。恋人の光太郎は状況が飲み込めない。呆然とした日々を過ごしていると、かや乃の父・慎介から呼び出される。「かや乃が勾留されてる海の向こうまで一緒に連れて行ってくれないか?」と慎介の頼みを引き受けた光太郎。だが慎介は、自称パニック障害の持ち主で電車はおろか、高速道路でさえ移動ができない。初対面の恋人の父とギクシャクした心の距離を感じながらも、愛する人が囚われている地・四国へ向けて、海を渡る旅を決行する光太郎。だが旅の途中──慎介がこの世にいないことになっている人物であると発覚する。
社会を脱落した者たちが再び自分の道にチャレンジする姿を描いたヒューマン・コメディ。
監督 西尾孔志 / 原作脚本 小谷忠典 / 脚本 いとう菜のは 西尾孔志 / 撮影監督 牧野裕也 / 音楽 クスミヒデオ / プロデューサー 前田和紀 金延宏明 / 製作総指揮 金延宏明
出演 山﨑果倫/森優作/岩谷健司
/片岡礼子/春田純一/滝裕二郎/中山求一郎/湯浅崇/松尾百華/ 三原悠里/芳野桃花/木下菜穂子/池畑暢平/保志まゆき/小泉研心/国海伸彦/佐保歩実/金延宏明/小川夏果/宮崎柚樹/円籐さや/奥村静耶/川瀬乃絵
2023年/90分/日本
配給 ノブ・ピクチャーズ
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